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院長ご挨拶

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皆さんこんにちは 私は医療法人香川クリニック理事長・院長の香川英生(かがわ ひでお)と申します。
当クリニックは、平成12年11月に大阪府寝屋川市の京阪寝屋川市駅前に開設致しました。

私は関西医科大学を卒業後、第一内科に入局、臨床研修を重ねた後に大学病院で約10年間リウマチ膠原病の分野を担当してきました。

膠原病という耳慣れない方も多い病名ですが、非常に治療が困難な病気です。今までも地域の先生方や保健所の方々と協力してこの難病の治療に当たってきましたが、平成12年11月に大学病院では時間の制約などでできなかった患者様に対するよりきめ細かな治療を目指して、リウマチ、膠原病の専門クリニックをスタートしました。『患者様との対話を大切にする医療』をモットーに頑張りますので、このご病気で悩んでおられる患者様はお気軽にご相談下さい。

特殊な検査や入院の必要な方には関西医科大学附属病院などの病院のご紹介をしています。

膠原病と闘っておられます皆様、お悩みを持っておられます方々のお役に少しでも立てばと、当ホームページを立ち上げました。今後、皆様のご要望、ご質問などを取り入れ、より良きものにしたいと存じます。

また、平成20年7月1日より医院の拡張を兼ねて駅側に約100mほど移転いたしました。(クリニックの地図参照) 今後ますます地域の皆様のために、また膠原病・リウマチ患者さんの最新治療に力を注ぐ所存であります。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

院長イラスト

プロフィール

昭和34年7月大阪府寝屋川市生まれ
昭和53年3月大阪府立四条畷高等学校卒業
昭和59年3月関西医科大学卒業
昭和59年6月大阪赤十字病院内科入職(研修医)
昭和61年6月関西医科大学第一内科研究医員
平成7年4月関西医科大学第一内科助手
平成9年5月関西医科大学第一内科講師(外来医長兼任)
平成12年11月香川クリニック開院
関西医科大学第一内科非常勤講師
平成14年1月医療法人 香川クリニックへ組織変更
平成20年7月医療法人 香川クリニック移転
平成30年6月一般社団法人寝屋川市医師会 会長に就任

認定医

内科認定医 総合内科専門医 リウマチ専門医

専門分野

免疫学(膠原病) 血液学

所属学会

日本内科学会 日本リウマチ学会

地域活動

私は大学勤務時代から、北河内地区(寝屋川、枚方、守口、門真、四条畷、大東、交野)の各保健所で、膠原病患者様の相談会に参加しています。

定期的に20人前後の患者さんと机を囲みながら、普段心配している事や疑問点などを出してもらい、それにお答えしています。1回約1-2時間ですが、お薬のことや、病気の状態、合併症のことなど皆さんが、色々なことを次々と質問され、あっという間に時間が過ぎます。

ときには私が膠原病のお話しをすることもありますが、これからも定期的に行いたいと思いますので地元地区の相談会がある時にはどんどん参加してみて下さい。各保健所からまた案内が皆様のところに送られると思います。ただし、ご案内は、保健所が把握しておられる難病特定疾患の患者様に限られます。

次に私は平成12年の春から北河内膠原病勉強会という名称で、膠原病・リウマチに関する勉強会を立ち上げました。目的は第一に膠原病・リウマチを通しての病診連携で、病院、医院及び保健所が連携して膠原病がどういう病気であるかをできるだけ理解して頂き、日々の診療に役立ててもらうというものです。膠原病・リウマチという病気には、比較的馴染みの薄い医師も多いことから、少しでも膠原病を知って頂くというのが目的です。今後も年に2回程度定期的に開催していく予定です。この勉強会は医療関係者が対象ですので、患者さんは参加できませんが、今後患者さんも参加できる会を発足するのが私の希望です。

また2011年から年1回9月頃にリウマチ市民公開講座が開催されています。
詳しくはお知らせをご覧下さい。

研究歴

平成4年11月 医学博士修得(大学院博士課程)
テーマ 『膠原病患者における血管障害性合併症と止血凝固異常に関する検討』
リウマチ、膠原病疾患だけでなく、血管の病気(動脈硬化、血栓など)についてもこのホームページで詳しく紹介していきます。

論文集

  • 血液型に変異を認め、血清中A transferase活性低下を示した急性骨髄性白血病の一例
    香川英生他 臨床血液 27 1986
  • Ara-C少量療法で寛解した高齢者急性白血病の4症例
    香川英生他 日赤医学 38 1986
  • 急性出血性腸炎で発症したSLEの1症例
    香川英生他 臨床成人病 18 1988
  • 下血で発症し良好な経過をとった成人溶血性尿毒症症候群(HUS)の一例
    香川英生他 内科 64 1989
  • Plasma coagulation and fibrinolysis parameters in patientswith collagen diseases, and analysis of the multimeric structure of von Willebrand factor (vWF).
    Hideo Kagawa et al. Int J Hematol 54 1991
  • 血管型ベーチェット病における血液凝固・線溶分子マーカーの検討 -特にvWF:Agとそのマルチマー構造について-
    香川英生他 リウマチ 33 1993
  • Expression of prothrombinase activity and CD9 antigen onthe surface of small vesicles from stimulated humanendothelial cells.
    Hideo Kagawa et al. Thrombosis Research 80 1995
  • 活性化血管内皮細胞由来small vesicle (SV)表面上での組織因子発現の意義
    香川英生他 平成7年度セロトニン研究会報告 1995
  • 血栓溶解療法にて血小板膜糖蛋白GPIb/IXのdown-regulationを認めた上大静脈症候群の1例
    香川英生他 日本血栓止血学会雑誌 7 1996
  • HLA typing of a family with systemic lupus erythematosus
    Hideo Kagawa et al. Autoimmunity 24 1996
  • 傷害血管内皮細胞由来小胞の膠原病患者凝固能に与える影響について
    香川英生他 平成8 年度関西医科大学同窓会50周年記念研究助成(加多乃賞)受賞 1996
  • The effect of non-activated prothrombin complexconcentrate (Proplex ST) on intraperitoneal hematoma in ahemophilia a patient with a factor VIII inhibitor
    Hideo Kagawa et al. Internal Medicine 35 1996
  • 高血圧症を合併した膠原病患者に対するNivadipine (Nivadil) の降圧効果とサイトカイン変動に及ぼす影響
    香川英生他 Therapeutic Research 18 1997
  • レイノー症状合併膠原病患者の凝固能に対する5-HT2受容体拮抗薬の影響
    香川英生他 Therapeutic Research 19 1998
  • Expression of functional tissue factor on small vesicles of lipopolysaccharide-stimulated human vascular endothelialcells
    Hideo Kagawa et al. Thrombosis Research 91 1998
  • 自己免疫疾患の診断と治療
    香川英生 枚方市医師会会報 45号 1998
  • 自己免疫疾患の診断と治療
    香川英生 守口市医師会会報 71号 1998
  • Effects of nilvadipine on cytokine-levels and soluble factorsin collagen disease complicated with essentual hypertension
    Hideo Kagawa et al. Hypertension 21 1999
  • Effects of ticlopidine on platelet-derived microparticles in patients with connective tissue diseases
    Hideo Kagawa et al. Haemostasis 29 1999
  • 活性化血管内皮細胞由来small vesicle (SV)表面上での組織因子発現の意義
    香川英生他 血小板血栓形成の分子機構 1999
  • 検査値の読み方 血液、凝固・線溶  トロンボモジュリン
    香川英生他  臨床検査  1999
  • 老人にみられる側頭動脈炎について
    香川英生  老年病診療 35  2000
  • レイノー症状と止血凝固異常
    香川英生 他  Angiology Frontier 2003
  • 関節リウマチに対する大防風湯の有用性
    香川英生 他  漢方医学 2007

主な学会発表

  • Analysis of the multimeric structure of plasma von Willebrand factor(vWF) in patients with collagen diseases and the influences of patients sera on the production and release of vWF from vasucular endothelial cells.
    Hideo Kagawa et al. XIII Congress of the International Society on Thrombosis and Haemostasis 1990
  • 血管内皮細胞表面における補体系の変化とその調節機序
    香川英生他  日本臨床免疫学会総会 1993
  • 膠原病における血管内皮細胞由来small vesicle (SV)の意義
    香川英生他 日本臨床免疫学会総会 1995
  • DIC患者における血漿free TFPI と血管内皮細胞由来small vesicle 上TFとの関係
    香川英生他 日本血液学会総会 1995
  • ベーチェット病におけるHLA-クラスII DRBI 0901 の臨床的意義
    香川英生他 日本内科学会講演会 1996
  • Expression of functional tissue factor on small vesicles of lipopolysaccharide-stimulated human vascular endothelial cells
    Hideo Kagawa et al. XVI Congress of the International Society on Thrombosis and Haemostasis 1997
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